妊娠・出産時の病院選びと産後のサポートの違い
初めての出産のときは病院選びも慎重になりますよね。
皆さん何を基準に選ぶのでしょうか。
医師の数、ベテランかどうか、個室の有無、食事のおいしさ、母乳育児を推進しているかどうか、分娩のときの態勢(分娩台、LDR、和室)などなど決め手はいろいろありますね。
とは言え、私の場合は車の運転ができないので、なるべく通いやすい徒歩圏内の病院となると選択肢はほぼ限られていました。
私は3人出産をしていますが、里帰りや引っ越しなどの都合により3人とも異なる病院で出産しています。
1人目と3人目は総合病院で。2人目は個人病院です。
3つ経験した中で感じるのは、母乳育児に本気で取り組んでいる病院は良い病院だということです。
どの病院もだいたい「母乳育児推進」と謳っていますが、力を入れるとなると配置される看護師さんの数がまるで違ってきます。
母乳育児がはじめからスムーズに進む場合もあると思いますが、乳頭の形や母乳の分泌量などでスムーズに進まない場合、入院中の過ごし方はほぼ一日中母乳にかかりっきりということになってしまいます。
そんな時は看護師さんもずっとそばについて母乳の指導をすることになるので、指導をあまりしない病院とは一人にかける時間がまったく異なるのです。
1番目と3番目の病院は総合病院だから、というのもあるかもしれませんが、日中と夜、それぞれ担当の看護師さんがその都度母乳の相談・指導をしてくださいました。
一方で個人病院はそういった担当制はなく、出産1日目は赤ちゃんはナースステーションに集められてミルクを与えられるので産婦人科にも関わらず夜の院内はしーんと静まり返っていました。
体が動かないときに赤ちゃんをみてもらえるのはママにとっては助かることなのですが、その分病院側も深夜の母乳指導にかける時間を減らせていることになります。
赤ちゃんが生まれた瞬間、ママとしての新しい生活がスタートしていきますので出産後のサポートにも目を向けて病院探しをしてみるのもよいかもしれません。
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