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~正しいしつけって?~
しつけを追及していく人の中には、こうあるべき、絶対こうでなきゃダメ、といった考え方の人もいるかもしれません。
著名な方の本に書いてあったから間違いない、有名な子育て研究家がテレビで言ってたから、その通りに違いない、そう思い込んでしまうケースです。
ただひとつ断言できるのは、しつけに正解はない、ということ。
子どもの性格や性質、親の性格、家庭環境などが違えば、当然、しつけの方法だって異なります。
様々な要因が組み合わさって、ひとりの子どもの人生が積みあがっていく、と考えると、しつけにただひとつの正解を求めるのは変だな、と思うはずです。
~子どもの様子によってしつけも臨機応変に~
子どもの様子を観察し、状態を把握することが、一番大切なことなのではないでしょうか。
子どもが、ぼーっとしていて熱っぽいのに、いつもと同じようにお手伝いをしなさい、というのは酷ですよね。
学校で辛いことがあり、落ち込んで暗い顔をしているのに、もっと勉強をがんばりましょう、などと言えば反感をかうだけです。
子どもの、今の状態を見ながら、臨機応変に行動できるスキルを磨くことが第一です。
それが、子どもに受け入れやすいしつけの方法につながっていきます。
世間一般的な「正しさ」を、時には逸脱することも、しつけにおいては必要なことなのかもしれません。
~しつけの型にはまらず、子どもの良さを大事に~
「正しいしつけ」に囚われて苦しくなるのならば、はじめから正解を求めないことです。
調べれば調べるほど、しつけに関する情報は限りなく出てきます。
あの方法を試したけれど、ちょっとうまくいかなかったから、次はこのメソッドをやってみよう、など、やり方をアレコレ変えるのはおすすめできません。
親も子どもも振り回されるだけで、疲れてしまいます。
子育てやしつけに関する情報は、単なるアドバイス、参考でしかない、と割り切ってしまいましょう。
新しい方法を試すにしても、長期戦で挑むつもりで、じっくりと取り組むべきです。
しつけに対する答えは、子どもを見つめる中で導き出す、そんな意識で、気長に構えましょう。
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