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子どもの皮膚のかぶれ
いわゆる「かぶれ」とは、接触性皮膚炎のことです。何か物質に触れることで皮膚に炎症が起こることを言いますが、子どもによってその物質はさまざま。
特殊な繊維を身につけることでかゆみが出る、肌に化粧水などをつけられない、ウルシなどの植物でただれる、動物にさわるとじんましんが出るなど、あらゆるケースがありますし、
中には「砂かぶれ」といい、砂がかかるとかぶれてしまうので、子どもの遊びの定番である砂場遊びができない場合もあります。
刺激が強ければ、さわってすぐにあからさまな症状がみられることが多いようです。
また、炎症と一口にいってもさまざまで、ぶつぶつが出たり、水疱ができたり、ただれたりといった具合です。
何かを食べるとじんましんが出るようなアレルギー反応ではなく、触れたところだけに症状が出るというのも特徴です。
かぶれた場合の応急処置の方法
まず、かぶれの原因となったものを水などできれいに洗い流してください。
「アレルギー用」「皮膚炎用」として市販されている薬もありますが、そういったものは症状や原因物質によっては悪化の原因にもなりますから、塗らない方が無難です。すぐ皮膚科に診せてください。
また、幼稚園・保育園スタッフは、何らかにかぶれる可能性があるかどうか、子どもの保護者からヒアリングしておくことも大事です。
場合によっては薬を託される、かかりつけ医を伝えられるといったこともあるかもしれないので、しっかりその子のデータとして覚えておく必要があります。
アレルギー性皮膚炎
特定のアレルゲンがあるという場合は、かぶれ、ぶつぶつなどが全身に及んだり、目やのどなどに炎症を起こすこともあります。
例えばのどに出た場合は、呼吸困難に陥るリスクもありますから、軽く考えず、即刻病院に連れていきましょう。
先述のような保護者へのヒアリングは、こういうときに効いてくるはずです。
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