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~その言葉は、どこで覚えたの?~
子どもは大きくなるほどに、周りの影響をどんどん受けていきますよね。
言葉遣いもその内の1つだと思います。
保育園や幼稚園に通いだして、色んなお友達と関わるようになるし、テレビアニメの登場人物になりきって遊ぶようになります。
そんな言葉どこで覚えたの!?と驚いた経験ありますよね。
女の子はやたら標準語になったりお上品になり、聴いててとても可愛らしい言葉遣いですね。
男の子は特に、汚い言葉や相手を蔑むような使ってほしくない言葉ばかり覚えてきて、周りの大人の目が気になってドキドキすることも多々あります。
うちの息子たちも「バカヤロウ」、「おまえ」、それに語尾も丁寧ではなく投げ捨てるような言葉遣いをします。
注意すると、「だって仮面ライダーだって言ってるもん!男は格好いいからいいの!」と。
確かにわんぱく盛りの男の子だし、落ち着いていれば丁寧に話すので、そういうもんなのかもと納得も出来ます。
~子どもは親を見て育つんです~
ですが、長男の場合それとはまた違った類の気になる言葉遣いが出ていました。
それは、叱られたり思い通りにならず機嫌を損ねたときに、必ず言う決まり文句で「しつこい!」と「鬱陶しいな!」の二つでした。
必死になって話をしていて、ただでさえ余裕が無いのに、子どもに「しつこい!」などと言われたら親だって、カチンと来ますよね。
私ももちろんそうで、更にカッとなって怒りを止められなかったことがあります。
3歳になったばかりの子が、いったいなんでこんな言葉遣いをするのか、3歳の子の話す言葉じゃないだろうと、悩んだし腹立たしさも感じました。
だけど落ち着いて自分を振り返ってみると、どちらの言葉も長男を叱るときに、私と主人がイライラして頻繁に言っていたんです。
これ以上言ったらいけないと思っても、つい出てしまっていた言葉が、子どもに移っていたんですね。
子どもにとっても、親から言われたショックな言葉だったからこそ覚えて、同じような状況の時に出ていたんだと思います。
なんて大人気ないのだろうと、落ち込み反省して、親として気をつけて使わないようにしようと話をしました。
すぐには効果は無かったけれど、しばらくすると長男も自然と使わなくなりました。
テレビや周りの影響が大きいのはもちろんですが、何よりも大きいのは親の影響力ということがよくわかりました。
「子は親を見て育つ」 子どもが、どこかおかしい時は、自分を見直すと原因がよくわかるのだなと実感しました。
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