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~しつけは、長い目で~
しつけに対する効果は、すぐには出てきません。
今日、子どもに何かをしつけても、1週間後にその内容を忘れている可能性だってあるからです。
「玄関では靴をそろえておくものよ」
そう言い聞かせて、子どもがしばらく言いつけ通りに行動していたとしても、ちょっと放っておいただけで、靴を脱ぎ散らかすようになっていた、なんてことも。
しつけは、1度できたことでも、繰り返し教えることが必要になってくるのです。
3日坊主という言葉があるように、何かを続けることは大変さを伴うようですね。
~しつけのゴールって?~
しつけの目指すゴールは、意識しなくても身体が覚えていて、勝手に動く状態です。
歩くときに、何も考えなくても手と足が前に出るのと同じように、自然な流れで行えるようになるといいでしょう。
そうなるためには、とても長い時間がかかります。
あまり考えたくないかもしれませんが、しつけのゴールは果てしなく遠いのです。
だからこそ、すぐに結果を求めることはやめましょう。
両親や、周りの大人が、焦らずに忍耐強くなることが大切となってきます。
しつけは、この子が大人になるまでにできればいい、というくらいの長い目で見るようにすれば、肩の力が抜けるのではないでしょうか。
~しつけは焦らず子供のペースも大切に~
近所の子や同じ年齢の子ができるのだからと、焦りとプレッシャーを与えるのも、よくありません。
「みんなができているのに、あなたはどうしてできないの」と、しかるケースもよくありがちですが、子どもの心を傷つける結果しか招きません。
できること、できないことは、子ども本人が一番よく分かっています。
子どもにはそれぞれペースがあるので、焦らずにそれを尊重しましょう。
はやく、はやくと急かしてしまうと、できることでもミスが多くなってしまいます。
それは大人でも同じことですよね。
コツをつかんでいない子どもならば、なおさら。
~さいごに~
しつけは心に余裕をもち、焦らずに子どもに寄り添って、じっくり見守る時間をとりたいものです。
そのようにして、大人が落ち着いて対応すれば、子どもも無駄に焦ることなく行動できるはずです。
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