陥没乳首でも、母乳育児はできるの? | ママ必見!妊娠・出産準備・産後の悩み相談室赤ちゃんの横顔 女の子 帽子の写真素材 kid0032-009

陥没乳首でも、母乳育児はできるの? : 1.母乳で育てたいけれど…

お悩みの方が少なからずいる、陥没乳首。

バストの形としての悩みだったのが、妊娠してからは母乳育児の悩みに変わります。

陥没乳首には仮性と真性があり、親指と人差し指で乳輪を強くつまんで突出するかを調べる、ピンチテストでどちらかを確認することが出来ます。

ピンチテストでも乳頭が出てこないのが真性の陥没乳首です。

仮性の場合はピンチテストの要領で摘まんで乳首を出し、くわえさせれば問題ありません。

でも、真性陥没乳首となると、たしかに母乳育児は少しだけ困難。

赤ちゃんは乳輪まで吸いついてお乳を飲みますが、はじめのうちは上手く吸えないもの。

少しでも赤ちゃんの吸い易い乳首になるように、産前からできる対策を取りましょう。

陥没乳首でも、母乳育児はできるの? : 2.ブレストシールドを使ってみよう

陥没乳首対策としてよく名前が挙がるのが、ブレストシールド。

乳房の形のプラスチックカップに、乳頭部分だけ穴が開けてあります。

仮性であれば乳首をピンチテストの要領で突出させ、真性であればそのままブレストシールドを被せ、ブラジャーで固定することで、乳首が赤ちゃんの吸いやすい形状になるよう促すことができます。

陥没乳首のママさんには、妊娠37週くらいから乳首のマッサージも指導されると思います。

ぜひどちらかだけではなく、併用して試してみてください。

陥没乳首でも、母乳育児はできるの? : 3.ブレストシールドを快適に使うために

ブレストシールドにも弱点があります。

それは、プラスチックで出来ているため通気性が良くないということ。

1日中装着することを勧めていますが、汗もが出たり、かぶれて痒くなってしまったりする場合があります。

一度皮膚トラブルが出ると、しばらく使えなくなってしまって厄介です。

乳首以外のどこかにガーゼを折り畳んで挟み、少しでも風を通すようにしましょう。

また、清潔も大切。

1日1回、ブレストシールドを水洗いするようにしましょう。

乾くまでの洗い替えなどに、複数持っていると安心かもしれませんね。



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