赤ちゃんの歯はいつ生える?歯みがきはどうするの?
赤ちゃんの歯が生えてくるのは生後7ヶ月頃からです。
個人差はありますが、下の前歯が生えるのから始まり、上の前歯、奥歯・・・という風に大体2歳頃までには一通り生え揃います。
その間6ヶ月健診、10ヶ月健診、1歳半健診とあるので、歯の生え具合で気になることがあれば健診の時に相談しましょう。
検査の項目に歯が含まれているのは1歳半健診です。
それ以外のタイミングであれば、小児歯科を訪れて相談するのも良いでしょう。
赤ちゃんの歯が生えてきたら、欠かせないのが歯みがきです。
とはいえ、最初から歯ブラシを使う必要はありません。
最初はお母さんの指に清潔なガーゼを巻きつけ、擦るぐらいで良いです。
これは歯を綺麗にするのは勿論、口の中に異物を入れられて動かされても大丈夫なように訓練するためです。
いずれお母さんが仕上げの歯みがきをする時に、口を開けてくれない、大泣きするでは時間がかかってしまい歯みがきが進みません。
早いうちから慣れさせておきましょう。
また、赤ちゃんの歯にフッ素を塗るというのを聞いたことはありませんか?
フッ素にはむし歯を予防する効果があるとされ、歯が生えた直後に塗るのが効果的とされています。
ただし、絶対むし歯にならないわけではなく、毎日の歯みがきやそのやり方等には十分注意する必要があります。
また、赤ちゃんの歯を丈夫にするためには、妊娠中からケアすることが大事とされています。
赤ちゃんの歯の元は妊娠10週目前後から出来上がるため、妊娠中の食事と歯のケアが大事なのです。
とはいえつわりに苦しむ妊婦さんの中には食べられるものが少なかったり、口の中に物を入れるのが気持ち悪い等と歯のケアまで対応しきれない方もいるでしょう。
歯は1つの成分からできるわけではありません。
カルシウムやたんぱく質、リン、ビタミン等から作られます。
代表的な食品としてはカルシウムなら乳製品、たんぱく質なら肉類や魚介類、リンならしらす、ビタミンなら野菜といった具合です。
これらを一気に食べようとしなくても大丈夫です。
少し意識をするだけでも後々効果が出てくるはずですから、赤ちゃんのために妊娠中から出来ることを実践してみてはいかがでしょうか。
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