妊娠中はつわりや妊娠悪阻とうまく付き合っていくことも大切
妊娠に気づくきっかけでもある「つわり」。
まったくつわりがない人もいますが、妊婦さんの8割程度がこの「つわり」を経験します。
ひとことに「つわり」と言っても、症状、期間はさまざまです。
同じ女性が妊娠しても、妊娠ごとにつわりの症状は全く違うこともあります。
つわりの症状は、食欲不振、吐き気、嘔吐、頭痛などが一般的です。
・空腹が続くとつわりの症状を強く感じる人
・逆に、食事の匂いをかぐとつわりの症状を強く感じる人
つわりは非常に個人差があるので、人と比べて不安になる必要はありませんよ。
ほとんどの場合、つわりの症状は妊娠4週ころからはじまり、妊娠12週ころでおさまります。
症状も、妊娠週数が進むにつれてだんだんと軽くなっていきます。
しかし、一部の妊婦さんではつわりが長引くとともに、だんだんつわりの症状が重くなっていっていくこともあります。
食欲不振、吐き気、嘔吐といった症状だけでなく、脱水症状でぐったりしてしまったり、意識障害で倒れたりすることもあります。
このような、つわりのひどい状態を「妊娠悪阻(にんしんおそ)」といいます。
妊娠悪阻の治療にはまず点滴を行います。
点滴で脱水症状の改善と栄養の補給を行います。
点滴で元気になってきたら、食事を再開します。
妊娠初期つまり、つわりの症状がある時期は赤ちゃんがまだとても小さいので、赤ちゃんへの影響はそれほどありません。
なので、食欲がなくても、それほど心配しなくてもいいでしょう。
食べられるものを食べてください。
しかし、妊娠悪阻になり点滴となるとビタミンが不足しがちになります。
ビタミン不足は主にお母さんへの影響が大きいです。
先生と相談してサプリメント等で補給するのもいいかもしれないですね。
つわりや妊娠悪阻自体をどうにかする方法は残念ながらありません。
妊娠女性にとって当たり前の症状だからです。
吐き気を抑える薬等で症状を抑えるしかなのです。
つわりや妊娠悪阻とうまく付き合っていくことも大切だと思います。
お母様や知り合い、ママ友にアドバイスをもらい、少しでも楽しいマタニティライフを送ることができるといいですね。
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