卵巣が腫れてるって？腫れが引かなかったらどうなるの？

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妊娠初期の診察で　「卵巣が腫れているね」と先生に言われた。

赤ちゃんの卵も見えてたし、何となく赤ちゃんらしきものも見えていたけど、もしかして母体の身体に危険が迫っているってこと！！

卵巣は子宮の横に２個あります。

普段の大きさはアーモンドくらいの大きさで、排卵をピークに大きくなったり、小さくなったりを繰り返す臓器です。

妊娠をきっかけにホルモンバランスの変化に伴って大きくなる事は自然によくある事で、妊娠５～９週くらいで元に戻ります。

ただ、妊娠前の状態を確認できてない事が多いので、もしかしたら卵巣のう腫という良性のでき物の時もあります。

本当にごくまれに悪性の事もあります。

卵巣の大きさにもよりますが日常生活は普通にして大丈夫です。

激しい運動や性生活は控えましょう。

急に下腹部に痛みが出てきたら大至急病院に行きましょう。

卵巣の腫れが引かない時は、卵巣がホルモンによって大きくなったのか、もともと卵巣のう腫なのかは関係なく、卵巣の大きさが６～７㎝を超えた場合は手術を行う事があります。

大きくなった卵巣が卵管をねじり、血流を止めてしまったりお腹の中で出血する危険があるからです。

手術は麻酔をして行いますが赤ちゃんにできるだけ影響の少ない薬剤を使います。

流産の危険はありますが、週数的に自然な状態で流産してしまう確率とあまり違いはありません。

卵巣をとる手術をした時に卵巣を一つ取ってしまう方法と腫れた部分だけ取って皮を残す方法とあります。

仮に一つ取ってももう一つあるので次回の妊娠は可能です。

あまりない事ですが最悪卵巣に悪性腫瘍が出来ていた場合は、母体の生命を優先して赤ちゃんをあきらめることもあります。

ただ、悪性の卵巣のう腫をかかえて元気に赤ちゃんを産んだケースもありました。

もし、悪性でも医師や看護師と家族と協力してできる最善を尽くしましょう。

「卵巣が腫れている」と聞いた途端に、だいたいの人がお腹をおさえておそるおそる歩くことが多いのですが普通にしていて大丈夫です。よくあることです。

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