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~幼児期のしつけの方法と注意点~
しつけをする際に気を付けてほしいのは、方法です。
あれをしなさい、これをしなさい、と言葉だけで指示をするのは、あまりよい方法ではありません。
基本は、親が事前にどんな作業をするのかを言って聞かせ、実際にやってみせ、子どもにやらせる、という流れです。
子どもの年齢や性格にもよりますが、このプロセスを何回も何回も繰り返していきます。
教えた後、すぐに子どもができなくてもかまいません。
また次のチャンスを狙うつもりで、ゆったりとかまえていればいいのです。
焦らせたり、あれこれと言葉をはさむと、子どものやる気を失わせてしまう可能性があります。
子どものやる気を尊重することを優先する方法でさせてください。
~できるようになったら、ほめてあげましょう~
親が望んでいた作業を子どもができたら、ぜひ、ほめ言葉をかけましょう。
今までできなかったことができたのですから、かなりの進歩です。
「えらいね、いい子だね」、といった漠然としたほめ方よりも、具体的な行動結果を示す言い方がいいです。
「お皿を運んでくれたんだね」「歯磨きできたね」など、子どもがしたことを言葉にして認めましょう。
~しかるときは、感情的にならないで~
しつけをするために子どもをしかるのは、年齢が低いほど少なくした方がいいかもしれません。
もし、しかることがあっても、親が感情にまかせて言葉を荒くするのは避けましょう。
冷静さを保ちつつ、といっても難しいかもしれませんが、なるべく怒りを子どもに浴びせないことです。
~何事にも、柔軟に~
子どもの性質によって、ほめる、しかる双方のバランスを変えていく方法が理想です。
兄弟であっても、感じ方や行動がまったく違うのは当たり前。
それと同様に、しつけもそれぞれの子どもに合わせたやり方を探していきましょう。
また、年齢や成長過程によって、イヤイヤ期、反抗期など子どもの状態にも波があります。
これまでは、ほめたら単純に喜んでいたのに、最近ちっとも反応しなくなった、なんてことが起こります。
ひとつの方法にこだわらず、柔軟に方法を変える心づもりでいると、うまく対応できるでしょう。
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