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~子どものイヤイヤ期は親もイヤー~
我が家の娘は、1歳半を過ぎた頃から突然何事にも「いやー」とか「やーだ」と、否定するイヤイヤ期に入りました。
それまでは聞き分けも良く、大声で泣いたりわめくこと等めったになかったため、大変戸惑い同時にストレスがたまる一方でした。
育児書やインターネットで調べてみると、この時期の子どものイヤイヤは多くの家庭で経験することで、成長の表れでもあるそうです。
自我が芽生えたことは喜んであげたいところですが、忙しい時や自分に余裕がない時にこのイヤイヤが続くと、キーッと頭に血が上ってしまうこともあります。
我が娘はもともと小食な上に落ち着いて椅子に座っていることが出来ず、ご飯を食べさせるのにいつも一苦労なのですが、最近は食事中に少しでも機嫌を損ねると、何を食べさせようとしても「イヤッ!」と口を開こうとしなくなりました。
強く怒るとさらに食べなくなるので、なだめたり気を他にそらすことでなんとか食べさせるのですが、そのせいで食事にかかる時間がとても長くなり、私がやっと食べようとすると温かいご飯も冷たくなっており、毎日泣きたい気分でした。
怒ることは逆効果だと分かっているのですが、イライラしてしまうとどうしても強い口調になってしまい、自分でもイヤイヤ期の対処法が分からなくなっていました。
~ばあばに学ぶイヤイヤ期の対応~
そんなある日、実家に帰った時のことです。食事の際に娘は、ばあばに対していつものように「イヤイヤ」を始めました。
すると、ばあばは「そっかあ、○○ちゃんは、今は食べたくないんだね。だったらお休みしていていいよ。食べたくなったらばあばのところに来てね、先に食べているからね。」と言って、さっさと自分の分のご飯を食べ始めたのです。
娘は、じっとばあばを見つめてしばらく考えている様子でした。
きっと、いつもなら食べろ食べろといわれるのに・・と思っていたのでしょう。そのうちに、自分から椅子に座って食べ始めました。
私は娘の反応に驚いたと共に、自分はいつも食べさせることに夢中で、娘の気持ちを考えたことなんてなかったことに反省しました。
子どものイヤイヤには子どもなりの主張があり、それを否定ばかりされていては余計に心を閉ざしてしまうのだから、頭ごなしに強制するのではなく、時には娘の気持ちに寄り添い、受け入れることの重要性を認識した出来事となりました。
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