【20代体験談】授乳はトラブルもあるけど愛しい時間 | ママ必見!妊娠・出産準備・産後の悩み相談室2014y10m14d_123500385

あなたが経験した授乳の体験談や内容のタイトルを書いてください。

授乳はトラブルもあるけど愛しい時間

授乳をしていた時の年齢を教えてください。

女性 26歳の時

あなたが経験した授乳の体験談や内容を詳しく書いてください

初めて出産した息子は、予定日より1か月早く出てきてしまい、小さい赤ちゃんでした。赤ちゃんは、生まれた時からおっぱいを吸うことができると思っていたのに、どんなに乳首をくわえさせようとしても、無反応でした。哺乳瓶はきちんと吸えるのに、直接おっぱいには吸い付かない。初めての出産で、全く訳が分かりませんでした。仕方なく、搾乳機で3時間おきに搾乳して、冷凍し、哺乳瓶であげていました。搾乳は大変なので、ミルクもあげていました。もちろん、毎日少しは直接おっぱいをくわえさせる練習をしましたが、一向にうまくいきませんでした。

そんなとき、家庭訪問してくれた保健師さんから、近所の助産師さんを紹介していただきました。ちょうど、搾乳がうまくいかなくなって、おっぱいに痛みが出てきたところでした。連絡をすると、すぐに家まで来てくれて、硬くなったおっぱいと、冷え切った体をマッサージしてもらい、小さなしこりがあるまでに回復しました。それまで、出産した病院で、おっぱいを直接飲めないことを相談しても、誰も納得する言葉をかけてはくれませんでした。でも、その助産師さんは、「赤ちゃんも3か月ぐらいまではおっぱいを上手になんて飲めないのよ。お母さんも、赤ん坊に吸われる乳首の形になってない。2番目の子は上の子が吸ってくれたから吸いやすい乳首になってるけど、初めての子は大変なのよ」と言ってくれました。そこで初めて、気持ちが楽になりました。それまで、なんでできないんだろう、と泣いたりしていましたが、マッサージしてもらい、詰まっていた母乳を出してもらったのと一緒に、私の心の重荷もおろしてもらえました。そして、ちょっと残った小さなしこりを、その助産師さんが、「赤ちゃんが飲むのが一番早い治し方よ」と言って、乳首をくわえさせました。すると、初めて乳首からおっぱいを直接飲んでくれたのです。そして、みるみる残っていたしこりがなくなり、助産師さんも、「さすが!私が1時間マッサージしても残ったしこりをすぐ治しちゃうんだから、赤ちゃんはすごいよね」と初めて上手におっぱいから飲めた息子も褒めてくれました。

それからは、搾乳はやめて、母乳を直接と、ミルクの混合にしました。張ってしまったおっぱいは、少し搾ってからあげると、乳首の周辺が柔らかくなって吸いやすい、というのも聞いたので、その通りにすると、みるみる息子も飲めるようになり、6か月には完全母乳にかえました。完全母乳にすると、乳首が炎症を起こしても耐えるだけ、とかといった別のトラブルも出てきましたが、乳首を吸ってるわが子を抱いていると、とても幸せな気持ちになりました。母乳育児が絶対だとは思いません。でも、私にとって、母乳を直接飲めることがこんなにも大変で、幸せなことなんだ、ということを感じた一人目の授乳体験でした。



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