宿題をしない子供の対処法
親の悩みのベスト3ぐらいに入ってしまう宿題をしないという言葉ですが、よく考えてみて下さい。
自分が子供のころ、進んで宿題をやっていたでしょうか。
多分、今の自分と同じ言葉をかけられていたと思います。
「家に帰ってきたらすぐに宿題をやりなさい」「やることをやってから遊びなさい」「何回言ったらわかるの」などの言葉をかけられていたはずです。
または、今自分の子供にかけてませんか。
これでは、実は子供にとって逆効果になっています。
では、宿題をしない子供の原因とその時の対処法を考えてみました。
宿題をしない子供の原因
宿題をしない子供の原因は何でしょうか。
やる気がないのでしょうか。
勉強はしないでいいと思っているのでしょうか。
両方とも違います。
一日中、学校で勉強して、家に帰ってきます。
大人でいうと、会社から帰ってきた時と同じです。
さあもう一度仕事という気分になるでしょうか。
無理ですよね。
子供も大人と同じように学校でストレスや緊張を感じながら、生活しています。
帰ってきたときは少しぐらい息抜きは、やはり必要です。
友達と遊んだり、好きなことをさせて息抜きをさせてあげてください。
それでも、宿題をしない子供は、残念ながらいます。
子供が宿題をしない原因は、宿題をやる必要性を感じていないからです。
子供は、自分のやりたい事は進んでしますが、やりたくないことは一切しないという欲求に対して非常に素直です。
では、どのようにして、2つの原因に対処して宿題をする子にしていけばいいのでしょう。
宿題をしない時の対処法
ひとつ目の原因の対処法は、簡単です。
子供に自分でやる時間を決めさせて下さい。
何時から何時まで宿題をする等です。
この時間は親は、何があっても邪魔をしてはいけません。
逆に子供が勉強している間、親は本を読むなど一緒に机に向かってあげるとさらに効果は上がります。
これを少しの間3ヶ月ほど続けますと、自然に自ら決まった時間に宿題をするようになってきます。
やらないと気がすまないぐらいになればしめたものです。
ふたつ目の原因の方が、やっかいになります。
宿題をする必要性をわからせることから始めなければいけません。
宿題に対して、プラスの面を見せることから始めましょう。
宿題が終わったら、おいしいご飯が待っているや長期の休みであれば、早く宿題を終わらせると旅行にいくとか宿題が終われば、得られるものがあると自覚させてあげてください。
1日や3ヶ月では、無理です。
長期間かかるといっていいでしょう。
宿題を自らやるようになるまで短くても半年、長い子供は、1年以上かかります。
途中で親が、折れることなく続けてください。
宿題をしない子供と宿題をしない時の対処法についてまとめ
いかがでしょう。
宿題をしない原因をしっかりと親が考えて、どちらなのかを見極めて対処していってください。
ただ、忘れてはいけないことは、どちらの原因でも、少しでもできてきたら褒めるというのは、忘れないで下さい。
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