不妊治療を終わらせる決断と原因 ― 1
私達夫婦は、不妊治療に終止符を打ちました。
3年間近く、治療をした結果、精神的にも肉体的にも疲れきってしまったのが、終止符を打ったきっかけでもあります。
私は身体的にもう限界だとも感じていました。
毎日の自己注射での憂鬱感。
決まった時間に打つ注射は1日の中でも辛い。
健康的な身体になぜ、自己注射をしなくてはいけないの?
こんなに痛い思いをしても結果は出ない(授からない)
なんだか、バカバカしく空しい気持ちになっていきます。
自己注射での、むくみやホルモンバランスの乱れなどでイライラしてしまう心境が、嫌で嫌で仕方ありませんでした。
ちょっとしたことでも、イライラして主人に八つ当たり。
急に涙が出てきたり、怒りが込み上げてきたり・・
自分でも感情コントロール不能でした。
主人の転勤で病院が遠くなり、片道3時間かけて電車とバスで通院するとこにも疲れてしまいました。
お金も治療費に100万以上。
このようなことが積み重なって、私は主人に切り出しました。「期限を決めよう・・」
そう・・不妊治療は、期限を決めて治療すべきです。
やればやっただけ結果が出る、数字に表れるダイエットと違って、不妊治療はやってもやっても結果がついてこない治療とも言えます。
だからこそ、期限は決めるべき。ずるずるしても、良くありません。
身体的にも精神的にも疲れ果ててしまって、鬱病になる女性も多くいると聞きます。
私達夫婦が不妊治療を辞める決断を出すには決心が要りました。
それは、自分たちだけの問題ではなくなるからです。
お互いの両親への楽しみでもある孫。その楽しみを奪ってしまうのですから・・。
でも、ケンカの日々や精神的・肉体的苦痛、経済的な理由・・。
このまま不妊治療を続けていたら、夫婦の危機が訪れてしまうと2人が感じたのです。
子供だけが結婚生活の全てではない。
夫婦2人が健康で仲良く過ごすことが大切。
今ある身体や生活をを大事にしたい。という気持ちが高まりました。
続く・・。
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