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お腹の中の赤ちゃんの心臓の音がゆっくりだった!!
妊婦健診の楽しみは色々あるが、夫と一緒に受診する時は特に「赤ちゃんの心臓の音を確認できる」がある。
私はつわりや胎動や大きくなったお腹で「これから母になるんだ」という自覚が出来てきてはいるけど、夫といったら・・・。
もちろん妊娠は喜んでくれているけど、この人は父になる自覚があるんだろうか?
そんな思いもありつつ、楽しみにしていた赤ちゃんの心拍。
「どどどどどどっ どー どーどどどどっ」
医師 「ちょっと徐脈があるねー良くある事だから大丈夫」
私 「そんな~」
赤ちゃんの心臓
受精から1カ月、妊娠6週から赤ちゃんの心臓は動き始めます。
その速さ1分間に90回位。
10週で1分間に180回くらいになり、徐々に120~140回位に落ち着いていきます。
妊娠中期だと140~150回くらいが普通です。
赤ちゃんはたった1個の細胞から40週間かけて身体を作っていきます。
動き始めたとしてもまだまだその機能は十分でなく、心臓も時々お休みします。
大人も寝ている時と動いている時は心臓の動きは変わります。
心臓が止まっても大丈夫なのか?
時々お休みする赤ちゃんの心臓ですが、それを助けてくれるのが臍帯と胎盤です。
臍帯と胎盤はママから栄養や酸素をもらうための重要な役割を持っています。
成長途中のある意味、命綱とも言えます。
ちょっとお休みしてもすぐに回復すれば問題ありません。
胎児心拍の検査の時に赤ちゃんの心拍でなく、お母さんの心臓の音を拾ってしまう事があるので心臓の音がゆっくりになったと不安になる事はありません。
胎盤と赤ちゃん
赤ちゃんの心臓の音が一時的にゆっくりになる事は珍しい事ではありません。
でも中には何らかの異常の前兆である事もあります。
胎盤の機能が何らかの原因でうまくいってない時に、赤ちゃんの心音がゆっくりになる事があります。
胎盤の機能が低下してしまうと赤ちゃんは苦しくなり「胎児仮死」を起こしてしまいます。
胎児仮死の時は心臓の音もゆっくりになります。
胎児の心拍に徐脈があるねといわれたら
喫煙や過労、元々糖尿病があって血糖のコントロールがうまくいってない等々。
妊娠中に好ましくない状態を抱えている時は個々に対策をとりましょう。
基礎に何もない時は特にする事はありませんが、何かできることといえば当たり前の事ですが規則正しい生活を送り適度な運動をしましょう。
妊娠中は元気な赤ちゃんが産めるか?という不安は尽きものですが、そんな時こそパートナーの方と色々話をしましょう。
二人で不安も分かち合える関係っていいですね。
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