ベビーシッターとも違う「保育ママ」「一時保育」とは?
「保育ママ」という言葉を聞いたことがありますか?
恥ずかしながら、私は子供を産んでからこの言葉を知りました。
保育ママとは両親が日中就労等で子供を保育できない、且つ保育所に入所できない場合に自宅で子供を預かり育ててくれる人のことです。
保育場所が保育ママの家ということで、依頼者の家で子供を預かるベビーシッターとは異なります。
そして保育園とも違う家庭的な雰囲気の中で数名の子供達と家族のように過ごし、時には遠足や独自のイベント等を楽しみます。
預けられるのは生後3ヶ月から3歳くらいまでです。
保育ママは保育士、看護士、幼稚園教諭等の有資格者が自治体の認定を受けて運営されるものです。
希望する保育園に入所が叶わなかった場合、保育ママ(自治体によっては家庭福祉員という名称で呼ばれることもあります)に預けられないかを検討することができます。
私の住んでいる地域では保育ママ制度が導入されているので、実際の活動状況を間近で見たことがあります。
年齢の違う子が手を寄せ合いながらお散歩していたり、公園でお弁当を広げていたり、楽しそうに過ごしています。
保育園では1人の先生で複数の生徒を見なければいけませんが、私が見た保育ママは2人の保育ママが4人の子供を見ているので、きめ細かな保育ができているなあという印象を受けました。
(決して保育園の対応が悪いと言っているわけではありませんが・・・)
保育ママは働くママの預け先ですが、専業主婦だって病院やリフレッシュで子供を預けたい時があります。
そんな時は「一時保育」を利用しましょう。
一時保育は、認可保育園の一部のスペースを利用して、時間単位あるいは1日単位で金額を決めて子供を預かるサービスです。
一般的には利用する前に登録と面接、保育園の見学等が必要です。
一時保育で集団生活を初めて経験する赤ちゃんは、慣れなさゆえに泣いてしまうこともあります。
お母さんも預けることに不安や罪悪感を覚えてしまうかもしれません。
そんな不安を払拭するためにも、登録の時には細かく自分の要望を伝え、見学の時にはスタッフがどのように子供と向き合っているかを観察すると良いでしょう。
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