「不妊治療」のタイミング療法と人工授精後の生活
私は今までタイミング療法で不妊治療をしてきました。
タイミング療法とは、排卵する日を狙って性交渉をする治療です。
不妊治療を始めるは、最初タイミング療法から始めます。
しかし、半年を過ぎてもなかなか妊娠しない場合は、人工授精にステップアップするようになります。
不妊治療は、成果がでない場合(妊娠しない)はどんどんステップアップします。
ちなみに・・・、ステップアップする度に治療の値段も上がっていきます。
「人工受精」とは、子宮に直接、精子を入れる方法です。
ご主人の精子数が少ない人や、EDの男性など男性側の不妊原因が考えられる場合も人工授精が勧められます。
私の主人は、大学時代に1度バイク事故でパイプカットをしています。
通常の男性より精子は少ない状態です。
精子の検査しましたが、精子の数はギリギリ。運動率は、悪いというデーターが出ました。
ショックでしたが、次に進まなくてはいけません。
クヨクヨしている時間はありません。
早速、私達夫婦は人工授精に踏み切りました。
「人工授精」の流れは、精液を摂取し、洗浄し、精子を調整します。
その後、カテーテルを使って子宮に直接注入します。
人工授精で使う精液は、2時間以内に病院に持っていかなくてはいけません。
それ以上時間を置いてしまうと精子が死んでしまうのです。
精液の洗浄は、精液の中にあるクズやゴミなどのを除去して、運動率を上げる薬を少し投与してくれます。
運動率は、生の精子より洗浄した精子の方が上がりますが、洗浄して死んでしまった精子は除去します。
なので、精子の数は少なくなります。
子宮内に注入するのは簡単です。2分くらいで処置は終了します。
注入した後は分娩台に上がり、10分ほど静止状態。痛みは、そんなに強くありません。
その後、通常の生活を送って問題ないです。
ここで「人工授精」をした後の過ごし方として・・。
人工授精当日と次の日はゆっくり過ごした方が良いですが、3日目辺りからは運動も大丈夫なようです。
激しい運動(主に振動が激しい運動)は、避けた方が良いと聞きます。
人工授精は、振動があまりよくないと言われているので、振動が伴わない運動ならばオッケー!
適度な運動は、代謝が上がって妊娠しやすくなると言われています。
運動は血行を良くして身体を温めます。
身体が温まることによって、子宮内も温まり受精卵が子宮に着床しやすくなります。
軽いウォーキングを、毎日30分くらいしてみるのもいいかもしれません。
また、人工授精後はリラックスして過ごすように心がけましょう。ストレスは禁物です。
今回、人工授精について特集しましたが、人工授精の妊娠確率は10%未満と低く、あまり期待できません。
人工授精すれば、妊娠する!!と、過度に期待すると、生理が来た時のショックが大きいです。
「確率は、10%だし、今回ダメでも次がある!」というくらいの気持ちでいる方がいいでしょう!
人工授精10回くらいチャレンジしても妊娠出来ない人もいますし、人工授精を初めてして、1回で妊娠成功する人もいます。
天からの授かり物ですから、こればかりは何とも言えないのが現実です。
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