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妊娠中は血糖値に気をつけないと妊娠糖尿病になるリスクもある!
妊娠してから食事に気をつける様にした。
一日3食規則正しい時間に食事をして、葉酸や鉄分も多めにとっている。
苦手な牛乳も飲むようにしている。
なのに中期の血液検査で「血糖が高いね」と言われてしまった。
そういえば先週末にケーキ食べたのがいけなかったの。
血糖値と食事
一度ケーキを食べたからと言って血糖が高くなる事はありません。
血糖値は空腹時には低く、食後30分くらいで一時的に高くなり、食後120分位で一定の値に落ち着きます。
病院の血糖検査ではその場の血糖値の値だけでなく、一カ月の血糖値の値の平均がわかる検査もしているので
ケーキが原因になる事は考えにくい事です。
血糖値が高いとどうなるの?
血液中の血糖値が高いと血液はドロドロになります。
ドロドロの血液は胎盤を詰まらせてしまいます。
胎盤が詰まってしまうと胎盤の機能が低下して、赤ちゃんに十分な栄養と酸素がいかなくなってしまいますので、赤ちゃんの成長を妨げたり命の危険にさらされてしまう事も考えられます。
何とか赤ちゃんが順調に経過したとしても出産まで血糖が高い時はママも危険にさらされます。
血液がドロドロした状態は心臓や肺、脳の血管を詰まらせてしまう危険が高いです。
血糖のコントロールが出来ていないと傷も治りにくく産後の回復を遅らせてしまいます。
血糖が高いと言われたら
血糖が高めの場合は規則正しい食生活と適度な運動で改善を試みます。
元々気をつけていたのに・・・という場合は、もって生まれた体質なのでしょう。
「妊娠糖尿病」かどうか確定診断はついていませんが、妊娠中に尿糖が出たり、血糖値が高い人は、これから40年50年後糖尿病になる可能性が他の人に比べると3倍以上リスクが高いと言われています。
実際には、一度血糖値が高い時は特に何もしません。
検査の結果で「妊娠糖尿病」の時は出産まで一時的にインスリン注射をする事もあります。
妊娠をきっかけに健康的な生活を送る事はとても良い事です。
妊娠期間だけでなくこれからも規則正しい食生活を続けていきましょう。
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