出産後入院中の食事は「豪華な料理」が良いのでしょうか?!
最近の個人の産婦人科医院は出産後の食事を豪華にしたり、リムジン送迎があったり、エステがあったりとサービス満点ですよね。
大病院で1人目を生んだとき、典型的な病院食のあまりの不味さにショックを受けた私は2人目の出産には食事が豪華で有名な個人病院を選びました。
出産後、体力をめいっぱい使って腹ペコの私は、食事の時間をいまかいまかと待っていました。
そして、ついに夕食の時間がやってきました(^^♪
運ばれてきたのはフランス料理。
生クリームたっぷりのシチューに、フォアグラをのせたステーキ、ソースたっぷりの数々のお料理。
おいしい!
でもずいぶん脂っこいものばかりだけど、これって母乳のことはきちんと考えられているんだろうか・・・。
ちょっと心配しながら夕食を済ませました。
翌朝、和食の朝食が運ばれてきました。
おいしそう!だけどよく見ると全部塩辛いタンパク質のものばかり・・・。
すべてが塩辛すぎてごはん一杯では到底まかなえないほどでした。
妊娠中もそうですが、母乳のためには濃いものはとらず薄味の和食が一番ということになっていますよね。
ケーキなどの甘いものや乳製品などを食べると母乳が詰まり、乳腺炎になりやすいはずなのでどうにも食が進みません。
あとで聞いた話しによると、その病院の食事は院長先生が「出産お疲れ様でした。」という意味を込めて、これからの育児に力をつけるためにも贅沢な食事をしてほしいという気持ちから提供されているものなんだそうです。
和食の高級料亭で出されるような料理は薄味だけれど、素材の味を最大限に活かした料理で食べると幸せになります。
そんな料理を考えてもらいたいものです。
3人目を生んだ病院は総合病院だったため、豪華ではないものの和食の基本といった感じのボリュームいっぱいのお料理が出され、大満足の食事でした。
「豪華な料理」を売りにした産婦人科医院だとしても、母乳育児のことを考えたメニューになっているかどうかも確認した方がよさそうです。
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