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おまたにできものが出来た!「バルトリン腺」が腫れてると言われた!!
おまたに何かできている・・・。
妊娠中にパートナーが浮気?それとも風俗で悪い病気をもらってきた?
いやいや、うちの人はそんな事する人ではない・・・。
出産前にガン発見!!そんな悲劇は嫌だ。
健診の時に先生が気付いてくれないかなぁ。
でも、思い切って診察の時に聞いてら「バルトリン腺が腫れてるね。お産の時まで様子見て大きくなるなら処置しようか」
バルトリン腺って何?処置するって?
バルトリン腺って何?
バルトリン腺は膣口の出口にある分泌管です。
膣の中はいつも湿っています。セックスの時も興奮すると分泌物がふえてきます。
雑菌の繁殖を抑えて、膣内の環境を整える分泌物を出すのがバルトリン腺です。
バルトリン腺が腫れているとは
バルトリン腺は分泌物を出すところなので穴が開いています。
普段からおまたは開放している場所ではないので雑菌が繁殖しやすいところです。
妊娠中はより密閉してしまうのでバルトリン腺の炎症が起きやすくなります。
バルトリン腺が炎症を起こして分泌物が膣内を循環できないと膣炎を起こしやすくなります。
膣炎だけでなく子宮や卵管、卵巣まで炎症が広がる事もあります。
バルトリン腺が炎症を起こした時は抗生物質の内服、排膿をします。
妊娠中も内服は可能です。
排膿については痛みがある事と出産前の処置はあまり積極的には行わないので、出産直後麻酔がかかった状態で処置する事が多いです。
バルトリン腺が腫れているねと言われたら
陰部の清潔を心がけましょう。
淋菌、カンジダ症になっている時はそちらの治療を優先します。
バルトリン腺が腫れている時の赤ちゃんへの影響
淋菌やカンジダの感染がなければ赤ちゃんへの影響はありません。
でき物が気になるとつい触ってしまいたくなりますが、触るとより悪化します。
おまたのでき物は健診の時にきちんと診察を受けましょう。
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